ミャンマーに滞在するためには、日本国籍の人はビザが必要です。
ビザがないと入国できないですし、そもそもミャンマー行きの飛行機に登場する際に、ビザがないと基本的には乗れません。
到着してから空港でアライバルビザも取れますが、そのために必要な書類を登場前にチェックされます。
しかも、アライバルビザは、観光では取れないので、注意が必要です。
今回は、そんなミャンマーのアライバルビザ事情について、まとめておきます。
Contents
ミャンマーのビザを取得する方法は?
ミャンマーでビザを取得するには、
- ミャンマー大使館で観光ビザを取得
- ミャンマーeVisaを取得
- ミャンマー到着時にアライバルビザ(到着ビザ)を取得
という3つの方法があります。
日本国籍以外だと、
- シンガポール
- タイ
- カンボジア
- ブルネイ
- インドネシア
- ラオス
- フィリピン
- ベトナム
の国の人は、観光やビジネス目的でビザなしで入国できます。
ちなみに、日本人と韓国人も2018年10月1日からビザなしで入れるようになる見込みです。
ミャンマーのアライバルビザ(VOA)の詳細
観光で入国する人は、事前にミャンマー大使館とかでビザの取得が必要です。
ただ、ビジネス目的で入国する場合は、空港でアライバルビザが取得できます。
逆だったら、もっと観光客とかが入りやすくて便利なんですが、残念ながらそうはいきません。
アライバルビザの種類
アライバルビザには、3つの種類があります。
- ビジネスビザ
- エントリービザ
- トランジットビザ
繰り返しになりますが、観光ビザはありません。
アライバルビザで滞在できる期間
アライバルビザで滞在できる期間は、
- ビジネスビザ:70日
- エントリービザ:28日
- トランジットビザ:24時間
です。
ミャンマーで仕事をしている人の中には、このビジネスビザで入国して、70日ごとに国外に一旦出て戻ってきて、再度ビジネスビザで滞在するというのを繰り返している人もいます。
アライバルビザの取得費用
アライバルビザの取得は、種類に応じて、
- ビジネスビザ:50ドル
- エントリービザ:40ドル
- トランジットビザ:20ドル
が必要になります。
USD以外で購入することはできません。
アライバルビザが取得できる空港
アライバルビザは、
- マンダレー国際空港
- ヤンゴン国際空港
- ネピドー国際空港
の3つの空港で取得することができます。
アライバルビザ取得に必要なものは?
ミャンマーの場合、他の国のアライバルビザと違う点は、必要なものがいろいろあることです。
インドネシアなどのように、とりあえずパスポートを持って飛行機に乗ればなんとかなることがないので、注意が必要です。
とはいいつつ、本当に必要なものは、登場前にチェックインカウンターでチェックされるので、現地について必要な書類がなかったから入れないということはないと思いますが、それでも当日気づいていてはどうにもならないですね。
具体的に、ミャンマーのアライバルビザの取得に必要なものは、
- パスポート原本
- 証明写真(縦4.5㎝X横3.0㎝)
- ビザ申請書
- 現地の受け入れ会社からの招聘状
- 現地の受け入れ会社の登記簿謄本のコピー
- 50USドル
です。
ビザ申請書は、空港で入手でき、その場で書けばOKです。
現地の受け入れ会社からの招聘状や登記簿謄本のコピーは、ビジネス目的の場合です。
ビジネス目的以外では、ビジネス以外の会議やワークシップの場合はミャンマーの関係省庁からの招待状、トランジットの場合は第三国への航空券が必要になります。
観光目的では、アライバルビザは取れないので、要注意です。
ヤンゴン国際空港でアライバルビザを取得してみた!
普通に会議目的に出張でミャンマーに行ったので、実際に、ヤンゴン国際空港でアライバルビザを取得してみました。
到着後、飛行機を降りると、普通に入国審査の方に向かって歩きます。

入国審査のフロアの奥に、アライバルビザを受け付けているカウンターがあります。

この日はたまたまがらがらだったのですが、入国審査も普段はめちゃくちゃ並ぶ上に、ビザの申請にも結構並ぶ必要があります。

写真は、事前に準備しておいた方がスムーズですが、もし忘れてもアライバルビザの受付カウンターのすぐ横にあります。
だれも使ってないので、結構使うのが恥ずかしいですが。

カウンターで、必要書類を提出して、50ドルを支払い、パスポートを預けます。
やっと受付が終わったと思っても、発行までまた10分くらい待たされます。
順番にパスポートが返却され、返却されたパスポートに、VISAのシールがはられています。

まとめ
今回は、ミャンマーのアライバルビザまとめでした。
ミャンマー大使館って、東京だと品川や大崎から微妙に遠い距離にあって、めっちゃ不便なんですよね。
観光の場合は仕方がないですが、ビジネス目的の場合は、このアライバルビザいいですね!
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