タイ・バンコクでのドンムアン空港とスワンナプーム空港の移動手段!無料シャトルバスが便利!

ドンムアン空港とスワンナプーム空港の間を移動すること、結構あるんですよね、最近。
特にAirasiaがドンムアン空港から出るのに対して、バンコク⇔東京のフライトのほとんどはスワンナプームなので、バンコクまでJALとかタイ国際航空で飛んで、そこから先はエアアジアで東南アジアの他の国にいくということが増えています。

そんなとき、意外とめんどくさいのが、スワンナプーム空港からドンムアン空港の移動。
実はタクシーとか使わず、無料のシャトルバスがあります。

今回は、そんなバンコクのドンムアン空港とスワンなプーム空港の間の移動手段について、まとめておきたいと思います!

スワンナプーム空港⇔ドンムアン空港はどれくらい離れている?

スワンナプーム空港とドンムアン空港ですが、どちらもバンコクの郊外にあります。
成田空港と羽田空港、伊丹空港と関西空港ほど離れているわけではありませんが、以下の地図のように隣接しているわけではありません。

両空港は、距離にして、約40キロ弱くらい離れています。
東京から40キロというと、

  • 八王子
  • 相模原
  • 戸塚
  • 川越
  • 春日部
  • 千葉
  • 取手

くらいのイメージです。
結構ありますよね。

ちなみに、バンコクの中心地からでいうと、

  • スワンナプーム空港:約32km
  • ドンムアン空港:約20km

なので、空港間の移動よりも、バンコク市内に入る方が距離的には近いことになります。
ただ、バンコク市内に入ると、渋滞がひどく、結局は時間が余計にかかるので、感覚としては空港間の移動の方が近く感じるかもしれません。

空港間の移動手段まとめ

そんなスワンナプーム空港とドンムアン空港の移動ですが、

  • 無料シャトルバス
  • タクシー
  • 電車
  • 公共バス

という手段があります。
一応、全部紹介しますが、普通は無料シャトルバスを使うのがほとんどです。

無料シャトルバスの詳細

では、まずは無料シャトルバスの詳細について、見ていきたいと思います。
繰り返しますが、基本的によほど変な時間に移動したり、シャトルバスが混んでない限りは、

ドンムアン空港からの乗り場

到着したら、そのまま1階の6番出口をでます。

外からも大きく番号が書かれているので、すぐにわかります。

そうすると、シャトルバスのバス停があります。

スワンナプーム空港からの乗り場

スワンナプーム空港の乗り場は、2階の3番出口を出たところにあります。

ドンムアン空港と同様にデカデカと、

「SHUTTLE BUS」

と書かれたサインがあるので、すぐに場所はわかります。

シャトルバスの乗り方

シャトルに乗るためには、AOTと書かれた以下の青いカウンターで受付が必要です。

このカウンターで、航空券を見せると、手の甲にスタンプを押してくれます。
あのクラブに入る際にスタンプを押されるのと同じ感じです。
そのスタンプが乗車券の代わりになり、乗るときに運転手に見せます。

注意点としては、航空券がいるので、印刷しておくか、あらかじめe-ticketでもスマホにダウンロードしたりキャプチャを取ったりしておくと早くスムーズに受け付けてくれます。

シャトルバスの頻度は?

シャトルバスは、午前5時から深夜0時まで運行されています。
さすがのバンコクでも、24時間運行されているわけではないので、早朝便から早朝便に乗り継ぎ場合などは注意が必要です。

多少のダイヤ改正はあるかもしれませんが、大体は、

  • 午前5時〜午前8時:30分おき
  • 午前8時〜午前11時:12分おき
  • 午前11時〜午後4時:30分おき
  • 午後4時〜午後7時:12分おき
  • 午後7時〜深夜0時:30分おき

という感じとなっています。
利用者が多い時間帯は12分おき、それ以外の比較的利用者が少ない時間帯は30分おきの運行となっています。

山手線みたいにそこまで頻繁にバスがあるわけではありませんが、空港なので30分くらいは両替したり、ご飯食べたり、SIMカード買ったりでいくらでも時間潰せますよね。

実際に無料シャトルバスに乗ってみた!

ということで、つい先日もヤンゴン→バンコクのエアアジアから、バンコク→東京のJALに乗り継ぎしたので、実際にドンムアン空港からスワンナプーム空港までの無料シャトルバスに乗ってきました。

結構新しいバスなので、きれいです。

大きい荷物を持っていても、ばっちり置くところがあります。

席数はあまり多くありませんが、がらがらでした。

昼前くらいバスだったのですが、乗っていた乗客は5名程度。
ガラガラです。

何分くらいかかる?

バスは、さすがにタクシーと違って、ぶっ飛ばして運転したりしません。
安全な速度で運転されるので、渋滞がなくても大体40〜50分くらいかかります。
バンコク市内を通らないので、渋滞なくいけることも多々あります。

タクシーの詳細

シャトルバスのない時間帯や、めっちゃ混んでいる時間帯、荷物がやたら多いときとかは、タクシーでの移動になるかと思います。

どれくらいの料金がかかる?

シャトルバスは無料ですが、さすがにタクシーは有料です。
メーターを使ってくれるタクシーだと、大体250バーツから300バーツくらいですね。
それに、高速代と空港の乗り場から乗ると管理料50バーツを取られる感じです。

高速代は、乗り場で運転手が代わりに払えといってくるケースと、事前に高速代払うように伝えられた上で、タクシーを降りるときにメーター分にプラスしてまとめて請求されるケースがあります。
タイのタクシーはチップはいりませんが、細かいおつりを持っていなかったりめんどくさがるので、結局きりのいい数字のお釣りしか返してくれず、チップみたいにお金を上げることになることもあります。

どれくらいの時間がかかる?

これは、バスと同じくらいです。
渋滞していると読めませんが、普通は50分くらいです。

たまに早朝や夜中だと、怖いくらいの速度でぶっ飛ばすタクシーもいるので、運良く(?)そういうのに乗ってしまうともっと短い時間でうくことになります。

スワンナプーム空港から

スワンナプーム空港のタクシー乗り場は、1Fになります。
到着ロビーの階ではなく、1Fに降りると、

「Public Taxi」

と書かれていて、そこに自動券売機みたいな機会があります。
その機会で、チケットを発行して、そのチケットに書かれた番号のレーンにとまっているタクシーを利用します。

スワンナプーム空港のタクシーは空港で管理をしているため、通常のメーターの料金にプラスして50バーツの管理料を取られます。
ただし、悪いことが出来ないようにしっかり登録して管理されているので、安心です。
もちろんメーターの使用が義務付けられていますので、変にぼったくられることもありません。
昔のドンムアン空港を知っているものからすると、天国なくらい楽です。

一応、どうしてもこの50バーツが払いたくない人は、それ以外のところで普通の公共タクシーをひらうこともできますし、スワンナプーム空港にもいくつかそういうスポットはあるのですが、結局メーターを使ってくれず高くつくので、おすすめはしません。

ドンムアン空港から

ドンムアン空港のタクシー乗り場は、1階の到着フロアから外にでたらあります。
出口を出て左手にずっと進んでいくと、黄色いカウンターがあって、そこから乗車できます。

黄色いカウンターで、行き先を告げて乗車してください。

電車の詳細

電車での移動は、絶対におすすめしません。
おすすめはしませんが、ひまで仕方がない人のために。

どうせやる人いないと思うんで、スワンナプーム空港からで解説します。
ドンムアン空港からは、この逆だと思ってください。

まず、スワンナプーム空港のB1Fにあるエアポートレイルリンクで、マッカサン駅まで行きます。
そこから、MRTのペッチャブリ駅へと移動してMRTに乗って、ホアランポーン駅まで行きます。
ホアランポーン駅からは、鉄道でドンムアン駅まで行けます。

ちなみに、昔暇すぎた頃、1度このやり方をやったことがあるのですが、二度としません(笑)

公共バスの詳細

わざわざ無料シャトルバスがあるのに、公共バスにのる暇人もそんなにいないかと思いますが、一応公共バスもあります。
ただし、ドンムアン空港からスワンナプーム空港までで、その反対はありません。

ドンムアン空港の1階の到着フロアーに、バス停にいくことのできる入り口があります。
階段を上ると、鉄道駅へとつなぐ陸橋があり、その手前を横に降りていくとバス停です。

バスの番号は、555と554です。
料金は25バーツです。
安いですが、無料バスがあるのに払うと考えるとあほくさいです。

バンコクには空港が2つある

ちなみに、念の為はじめてタイ・バンコクに行く人のためにですが、バンコクには、2つの空港があります。
私が大学生くらいの頃は、ドンムアン空港しかなく、その後スワンナプーム空港ができました。

しばらくは、

  • スワンナプーム空港→国際線
  • ドンムアン空港→国内線

と思っておけばよかったのですが、最近LCCが台頭してきたことで、ドンムアン空港にも国際線がガンガン飛んでいて、しかも日本からの便もあるということで、混乱することがあります。

スワンナプーム空港って?

基本的には、国際線が中心で、東京でいう成田空港、大阪でいう関西空港の位置づけの空港が、スワンナプーム空港です。
タイ語だとท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ、英語だとSuvarnabhumi International Airportと書きます。
新バンコク国際空港(New Bangkok International Airport)とかともいうらしいんですが、誰もそんな呼び方してない気がします。

スワンナプーム空港は、バンコクの中心から約32kmほど東に行ったサムットプラーカーン県ハーンプリー郡というところにあります。
成田空港が都内でなかったり、関西空港が大阪市内でないのと同様、スワンナプーム空港もバンコクの郊外にあるわけです。

滑走路は、4,000mと3,700mの2本体制で運用されており、計画ではあと2本追加することになっています。
そうすると、さらに巨大空港として、アジアのハブ空港のひとつになっていくことが予測されています。

スワンナプーム国際空港は基本的に国際線が中心ですが、国内線も一部就航しています。
国内線は、タイ国際航空、タイ・スマイル、バンコク・エアウェイズ、タイ・ベトジェットエアなどが飛んでいます。

ドンムアン空港って?

スワンナプーム空港が国際線中心だったのに対して、東京でいう羽田空港、大阪でいう伊丹空港のような国内線中心の空港の役割を果たしているのが、ドンムアン空港です。
タイ語だとท่าอากาศยานดอนเมือง、英語だとDon Mueang International Airportと書きます。

2006年にスワンナプーム空港ができるまでは、このドンムアン空港がバンコクの主要空港で、日本からの国際線もがんがん飛んでいました。
なので、そのときの名残で、滑走路は3,700mと3,500mの2本で運用されています。

ただ、国際線もLCCを中心に飛んでいて、タイ・エアアジア、タイ・エアアジアX、タイ・ライオン・エア、ノックエア、ノックスクート、 アジアン・エアなどはドンムアン空港をメインに使っています。

とはいいつつ、国際線はこんな感じで古いですし、LCCがメインなので、やる気がない空港みたいです。
昔のドンムアン空港そのままって感じですね。

一方、国内線のターミナルは、こんな感じできれいに整備されていて、もはや昔のドンムアン空港の面影はありません。

日本からの飛行機はどっちの空港に到着?

日本からの飛行機は、実はややこしいことに、航空会社によってスワンナプーム空港に着くこともあれば、ドンムアン空港に着くこともあります。
慣れればというか知っていれば別に大したことじゃないんですけど、はじめての人でエアアジアとかできれいなスワンナプーム空港について、そこからエアポートレールリンクでバンコク市内に入れるとか思っていると、実は到着してみるとドンムアン空港でしたということも。
だからといって、どっちの空港もバンコク市内まで距離があるわけじゃないので、大したことないんですけど。
ただ、乗り継ぎとかだと、間に合わなかったりするので、一応注意しておくのがいいです。

日本からだと、航空会社ごとに

  • スワンナプーム空港に到着:JAL、ANA、タイ国際航空などのレガシーキャリア、なぜかピーチ
  • ドンムアン空港に到着:エアアジア、ノックエア、ライオンエアなどのLCC

という感じで到着空港が分かれています。
JAL→Airasiaの乗り継ぎが入るときとかは、空港が変わるので、注意が必要です。

なぜかピーチだけが、LCCのくせにスワンナプーム空港だったりします。
といっても、沖縄からしか飛んでないので、そんな乗る人いないかと思いますが。

まとめ

バンコクのドンムアン空港とスワンなプーム空港の間の移動手段について、まとめました。

最近、日本→東南アジアの長い移動は、レガシーのキャリアで、そこから先の東南アジア内の移動はLCCでするという方も多いですよね。
そうすると、ドンムアン空港とスワンナプーム空港間の移動が必要になることもよくあります。

基本的には、無料シャトルバスでちゃちゃっと移動してしまえばOKです。



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