日本ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、Entropay(エントロペイ)というイギリスのオンライン資金移動サービスがあります。
ブックメーカー投資をする際は、クレジットカードが使えないことも多く、Entropay(エントロペイ)でプリペイド型バーチャルVISAカードを発行して、そこからウィリアムヒルなどのブックメーカーに入金をするケースが多くあります。
というより、最近でいうと、大体みんなEntropay(エントロペイ)を使っています。

ただ、日本だとEntropay(エントロペイ)とかいわれても、ITに詳しい人でも、なにそれ?っていうレベルの知名度ですよね。
今回は、そんなEntropay(エントロペイ)について、使い方をまとめておきたいと思います。
Contents
Entropay(エントロペイ)って?
Entropay(エントロペイ)というのは、ブックメーカー、ネットゲームやオンラインカジノで出入金するのによく使われているプリペイド式バーチャルクレジットカードです。
最近では、銀行への送金やオンラインショッピングでも使われているのを、たまにみます。
あまり馴染みないかもしれませんが、バーチャルクレジットカードというのは、実際の板みたいなカードではなく、
- クレジットカード番号
- CVV(セキュリティナンバー)
- 有効期限
だけが与えられたバーチャルなクレジットカードです。
2003年にサービスを開始し、主にヨーロッパで広がってきましたが、現在では世界中で使われています。
日本の金融庁にあたるイギリスのFSA(Financial Services Authority)の認可のもと運営を行っています。
Entropay Visa cardsは、マルタにあるBank of Vallettaから発行されています。
なぜブックメーカーではEntropayが必要?
刑法などで賭博が禁止されている国では、クレジットカードやデビットカード等から直接ウィリアムヒルなどのブックメーカーに入金できないことが多々あります。
特に日本では、クレジットカードの運営会社が銀行系だったりすると、さらに規制が厳しく、ほとんど使えるカードがなくなってきています。
なので、一旦Entropay(エントロペイ)を経由して、ウィリアムヒルなどのブックメーカーのサイトに入金をすることで、規制でがんじがらめのクレジットカードや、銀行間の送金を使わずに済むというわけです。
Entropay(エントロペイ)のアカウント作成方法は?
アカウントの作成は、オンラインで完結します。
日本の銀行口座やクレジットカードの作成のように、本人確認書類の提出などが求められないので、すぐに終わります。
厳密にいうと、アカウントのステータスをアップグレードする際に必要になるのですが、最初少額しか使わない場合は特に必要ありません。
というより、もしブックメーカーをこれから始めるために、Entropay(エントロペイ)に登録しようとしているなら、絶対にアカウントのステータスを上げるべきではありません。
まずは、少額しか入金できないようにしておいて、慣れて勝ちパターンがつかめてから、高額を入金できるようにアップグレードすればいいです。
最初から高額が入金できると、ビギナーズラックで勝ったときに、多額の資金を追加で突っ込んで大損してしまうのはもったいないですので。
まずは、公式サイトのこちらにアクセスしてください。
英語になっている場合は、一番下までスクロールすると、言語が選べて、日本語を選択することができます。

ここで、基本的にローマ字で、
- 名前(ファーストネーム、ラストネーム)
- ユーザー名
- パスワード
- 生年月日
- 国
- アカウント通貨
を入力していきます。
あくまで決済サービスなので、パスワードはある程度複雑にしておくか、Last Passとかで安全なパスワードを生成して利用することをオススメします。

これだけでアカウントの作成はおしまいです。
次は紹介が流れますが、スキップしてEntropay(エントロペイ)の使用を開始してください。

Entropay(エントロペイ)から確認のメールが届きます。

最初は管理画面は、「まだアクティビティはありません」のままです。
ここで、「カードを作成」をクリックして、バーチャルクレジットカードを作成します。

無料ですということを確認できますね。

カードのニックネームを適当に入力してください。
別になんでもいいです。

こんな感じで、バーチャルカードが発行されます。
これで完了です。
最初はカード残高がゼロなので、次は、このカードに、お持ちのクレジットカードから入金をしていきます。
Entropay(エントロペイ)への入金方法は?
Entropay(エントロペイ)への入金は、クレジットカードかデビットカードで行います。

クレジットカードをクリックして、必要情報を入力します。

Paypalで決済しているような感じです。
必要額をUSDベースで入力します。
ブックメーカー側が日本円対応でも、Entropay(エントロペイ)側はUSDベースでの入金になります。
これだけで、入金は完了です。
あとは、ブックメーカー側で、このEntropay(エントロペイ)の各種番号を使って、入金をしていきます。
Entropay(エントロペイ)からブックメーカーへの入金方法は?
ウィリアムヒルでいうと、
- Entropay(エントロペイ)
- エコペイズ
- クレジットカード
- デビットカード
- 銀行送金
で入金が可能です。
ちなみに、ウィリアムヒルの詳細については、「ブックメーカー初心者のためのウィリアムヒルの総まとめ!違法性・還元率・維持費用・サポート・支払い方法とか結局どうなの?」にまとめておきました。

これでEntropay(エントロペイ)を選択すると、通常は最大13,000,000円まで入金ができます。
当然に即時反映です。
- 入金金額(日本円ベース)
- Entropay番号
- カード保持者氏名
- 有効期限
- CVV
などを入力すると、すぐに入金ができます。
ちなみに、ウィリアムヒルでいうと、1回目は本人確認認証が終わってなくても入金ができますが、2回目からは本人確認書類の提出が終わっていないと入金できなくなっています。
Entropay(エントロペイ)の手数料は?
Entropay(エントロペイ)の手数料は、公式サイトを見ると、以下のようになっています。

USDベースで、基本的な事項については、
- Create an Entropay account or card(アカウント/カード作成):無料
- Top up from a credit or debit card(クレカ/デビットカードでのチャージ):無料
- Use an Entropay card online(オンラインでのEntropay cardの利用):無料
- Entropay Transfer from your Entropay wallet(ウォレットからの送金):無料
- Entropay Transfer from your credit or debit card(クレカ/デビットカードからの送金):1.00%〜
- Receive a transfer(送金の受取り):無料
- Withdraw to bank account(出金手数料):$2.99-$14.99
となります。
Entropay(エントロペイ)は日本語でも大丈夫?
Entropay(エントロペイ)は日本語でも基本的に大丈夫です。
すべてのページが日本語で見れるわけではありませんが、必要なページは十分に日本語対応しているので、英語ができなくても心配はいりません。
一瞬、英語のページだけに見えるのですが、一番下にちゃんと言語が選択できるようになっていて、そこで日本語が選べます。
言語の選択はファーストビューにもってきとけよと思わなくもないですが。
一応、言語的には、
- 英語
- スペイン語
- フランス語
- イタリア語
- ポルトガル語
- 日本語
の6言語に対応しているようです。
ちょっと驚きですが、もともとヨーロッパのサービスなのに、ドイツ語が使えないんですね。
Entropay(エントロペイ)のアカウントレベルって?
最初に作った段階では、アカウントレベルは「ベーシック」になっています。

アカウントレベルは、右上からアップグレードできます。
どういうアカウントレベルがあるかというと、以下のようになっています。

そもそも3つのアカウントレベルがあり、
- ベーシック
- スタンダード
- プロ
に分かれています。
主な違いは、資金の受取/追加額、カードの作成と銀行への引き出しです。
それぞれ、アカウントレベルごとに、
資金の受取/追加額の最大限度額
- ベーシック:$300
- スタンダード:$3,000(365日あたり)
- プロ:$20,000(30日あたり)
銀行への引き出しの最大限度額
- ベーシック:利用不可
- スタンダード:$800(365日あたり)
- プロ:$60,000(30日あたり)
カードの作成
- ベーシック:1枚
- スタンダード:5枚
- プロ:10枚
となっています。
将来的には、いずれブックメーカーで勝った資金を、Entropay(エントロペイ)経由で引き出さないといけないので、最低限スタンダードまではあげないといけません。
ただ、最初の段階で引き上げる必要は全くないかと。
ベーシックからスタンダードアカウントへアップグレードするには、Eメールアドレスと郵送先住所の認証が必要となります。
まとめ
今回は、Entropay(エントロペイ)について、まとめてみました。
なんとなく知らないサービスなので大丈夫かなとか、難しいそうというイメージを持つかもしれませんし、実は私もしばらくは使っていなかったのですが、めっちゃ使いやすいです。
登録も思ったよりシンプルですし、送金も即時にできて、便利です。
ブックメーカーをやるなら、Entropay(エントロペイ)がいまは一番いいかもですね。
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