板読み投資が流行ってたんで手法を再び勉強して練習してみました!デイトレで本当に有効かは疑問でも数分後を読むスキャルピングではどう?

最近、まわりで板読み投資術の話題に3回くらいなったので、私も勉強してみました!
たしかに、いつも注文を出す時、板をちゃんと見てるんですが、チャートほどはあまりしっかり考えてみたことがなかったので、いい機会かなと。

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ちなみに、最近3回話題になった板読み投資術の話は、全部、

「板読み投資術の本出て売れてるみたいだけど、大したこと書いてないよねー」

という話題でした(笑)
結論から書くともう一回いろいろ板読みを勉強してみて、この感想は確かにって感じだったのですが、たぶん最近株を始めたばかりの方にはめちゃくちゃ目からウロコな話なのかなと。
なので、あまり意識して板を見たことがないという方は、ぜひ一度勉強するといいかもしれません。

板の読み方

では、具体的にどう板を読んでいくのかを、ざっと解説していきたいと思います。
たまに世間では「板読み投資術」なんてネーミングがされていますが、結局は板をどう見るかというだけの話です。
板をしっかりみれば、スキャルピングしていると、次の数秒から数分でどういう価格の動きがありそうかが、ある程度予測できます。
その予測にもとづいて、短気でポジションを連続して持っていく感じです。

そもそも板ってなに?

まずは、株の初心者の方に、そもそも「板」とは何なのか解説したいと思います。
思い切り初歩的な話なので、そんなの知ってるよという方は、読み飛ばしてください。

説明する前に現物を見た方が早いと思うので。
板というのは、こんなやつです↓↓

これは野村ホールディングスの板なのですが、ずらーっと右と左に数字が並んでいますよね。
これを板といいます。
この数字はなんなのかというと、真ん中の「気配値」と呼ばれるそれぞれの金額で、売りたい人と買いたい人がどれだけいるのかを表しています。
どれくらいいるかというのは、人数ではなく、株数で表されています。
左側が売りたい人で、右側が買いたい人です。
そして、この売りたい人と買いたい人が歩み寄って、株価が決まるわけです。

例に出した野村ホールディングでいうと、

  • 売り→642.7円に9700株
  • 買い→642.4円に1800株

ですね。
そうすると、この野村ホールディングスの株は、

「642.7円で売りたい株が9700株、642.4円で買いたい株が1800株ある」

ということがわかります。
ここで、642.4円で100株注文を出すと、この1800株が1900株に変わるというわけです。

そして、いまこの瞬間の野村ホールディングの株価は、642.5円となっていますが、それはこの買いたい株数と売りたい株数の釣り合っている場所を株価としているわけです。
ここで、たとえば、買いたい人が、どうしてもいますぐに買いたいと思って、642.7円で買いの注文を出すと、売りたい人と買いたい人の価格が一致しますよね。
そうすると、約定といって、取引が成立します。

板の何をみるの?

では、この板の何を見るのかというと、

  • 注文の配置
  • 注文の変化
  • 約定の履歴(歩み値)

をみて、いまその銘柄でそれぞれのプレーヤーがどういう思惑で取引をしようとしているのかを探っていきます。
配置でいうと、買い板と売り板のバランスから、板が薄い方に動く傾向があります。
また、変化でいうと、どちらかの板が急に増えたり減ったりすることで、どちらの板が強くなっていたり、弱くなっていたりというのがわかります。
約定の履歴(歩み値)からは、どういうプレーヤーが仕掛けてきているのかなどを判断する材料になります。

板が厚いor薄いってどういうこと?

板を見る際、よく「板が厚い」とか「板が薄い」とかいいます。
これは、これは、たくさんの注文が入っているかどうかで、板が厚いとか薄いと呼んでいます。

  • たくさん注文が入っている→板が厚い
  • あまり注文が入っていない→板が薄い

ということですね。
なにを持ってたくさんというか少ないというかは感覚的で、定量的にいくら注文が入っていればという基準はありません。

みたいな感じで全体的に板をみて、なんとなくたくさん注文が入ってる板だなと思えば厚いといいます。
一般的には、大型株の板は厚く、小型株の板は薄い傾向にあります。

板が厚いとどうなるの?

なぜ板が厚いかどうかを気にするかというと、板が厚いと、

  • 流動性が高いので大きい資金を入れられる
  • 流動性が高いのですぐにポジションを解消できる

という点があります。
板が薄い場合は、その逆です。
ただ、一概に、どちらがいいかとはいえません。
板が厚いときは厚いなりのトレードの方法がありますし、板が薄いときは薄いなりの作戦があります。
個人的には初心者のうちは、損失が出た際にすぐに逃げることができるので、比較的厚い板で勝負した方がいいです。

歩み値からどういう注文かを分析できる

歩み値というのは、売買が成立(約定)した記録が時間ごとにずらっと並んだ一覧をいいます。
SBIのHyper SBIでいうと、下図の個別銘柄の赤く囲った部分に出てくる値をいいます。

最近は実際に買う注文発注自体は手数料とか信用取引金利の安いトレジャーネットをメインで使うことが多いのですが、ツールはSBIを長年使っているので、メインで使っているのはHyper SBIです。
大学生のとき初めて株をやってからずっとなので、もう10年以上使ってます。
なので、そうそう簡単にやめられないですね。

話がそれたので元に戻すと、赤く囲った部分にずらーっと数字が並んでますよね。
ここに並んでいる数字が歩み値で、何時何分に何株(出来高)、何円で取引が成立したか(約定値)が、一覧になっています。
もしかしたら証券会社で違いがあるかもしれませんが、基本的に赤字が売り板に買い注文を当てた約定、青字?緑時?が買い板に売りの注文を当てた約定で、黄字はその前の約定と同じ種類の注文です。
つまり、めちゃくちゃ平たく説明すると、

  • 赤字→買い手側が株がほしすぎて、価格を譲歩して約定
  • 青字?緑字?→売り手側が株を売りたすぎて、価格を譲歩して約定

したということがわかります。

あと、もうひとつ基本的な見方として、約定した出来高の大小にも着目します。
つまり、この出来高の大小から、約定した取引は、

  • 個人投資家の取引
  • 大口の機関投資家がポジションを持った
  • システムトレードのアルゴリズムによる取引

などが判断できるんです。
もちろん、最初はわからないのですが、ずっと見ていればなんとなくわかるようになります。
このあたりが、多少の経験値の差がでるところですね。

「そんなこと知ってどうするの?」

と思うかもしれませんが、どういうプレーヤーの買いや売りが入っているかで、その後の株価がある程度は予測できます。
いろいろな考え方がありますが、一例をあげると、

  • 個人投資家がメインで売り買いしてるから、あまり大きな変な値動きはしなそうだな
  • 大口の買いが入ったから、レンジ相場からトレンド相場に移りそうだな
  • マーケットのバランスが崩れそうだから、レジスタンスラインを超えそうだな

とかという感じで見ます。
この辺をどう読むかが個人の実力と経験なところもあります。

個人投資家、大口投資家の見分け方

じゃあ、どうやって板を見ることで、

  • 個人投資家
  • 大口投資家や機関投資家
  • システムトレード

などを見分けていくかですよね。
経験値と感覚的なところなのですが、一概には言えませんが、いくつか例を上げてみたいと思います。
もちろん、例外もありますし、銘柄や市場の状況によって大きく変わります。

たとえば、小口の約定が続いている相場で、同じく小口の約定があれば、それは個人投資家の可能性が高いとみることができます。
売買単位が100株の銘柄で、数百株の約定が続いているときに、100株の注文があれば、それはかなりの確率で機関投資家ではなく、個人投資家だと考えれます。

反対に、100株の銘柄で、数百株の約定が続いているときに、いきなり数万株や数十万株の注文がどかんと来ている場合は、個人ではない可能性が高くなります。
機関投資家か、もしくは個人でも大きなポジションを持っているデイトレーダーなどの可能性が高いことが予測できます。
また、数十万株とかの単位になってくると、約定金額が普通に計算すると数億円とかになると、到底個人の注文ではほぼないですよね。
あとは、大きな注文がキリのいい数字のときは、比較的にキリのいい数字で出される傾向がある銘柄があったりします。

システムトレード・アルゴリズムトレードの見分け方

システムトレードに関しては、

  • アイスバーグ注文
  • ステルス注文
  • イベントに反応する注文
  • 裁定取引
  • 見せ板

などいろいろなアルゴリズムがあります。
また、ヘッジファンドみたいなところが積極的に儲けようとアルゴリズムを組んでいるケースと、大手の金融機関が粛々とさばかないといけない株を約定させるために仕込んでるアルゴリズムなど、様々な目的があり、それによって組み込まれるアルゴリズムもいろいろあります。
なので、またまた一概には言えないので、いくつかここでは、例をあげてみたいと思います。

まずは、VWAP取引(出来高加重平均取引)という1本の約定金額でさばきたい量の株を全て約定させるようにするアルゴリズムがあります。
出来高に応じて注文を入れてくるので、寄り付きが一番多く、大体が前場でよく見られるアルゴリズムです。
株価が現在よりついている価格より乖離してくると、すぐに追いかけてきます。

もうひとつ例をあげておくと、見せ板みたいなものもあります。
簡単に説明すると、約定させる気がないのに、株価を吊り上げたり下げたりするために、少し大きめの注文を出すことです。
たとえば、今1500円で約定しているとして、自分が1520円で利益確定させたいとすると、1480円付近にどかんと大きな注文を入れます。
そうすると、買い側が厚い板に見えて、上にいくと予想して乗っかってくる人が増えます。
次第に値段があがったところで、自分のポジションを利益確定させて、大口のダミーの注文を取り消すというわけです。
それをシステムで自動的にやるアルゴリズムがあるのですが、数分動きを見ていれば、なんとなくわかるようになります。
見せ板については、このあと下で詳しくもう一度解説したいと思います。
一応、個人がやると相場操縦という違法行為なので、絶対にやらないようにしましょう。
ちなみに、うちは私が持ってる会社の法人アカウントで結構取引しているのですが、それでもかなり気を付けてやらないようにしています。

あとは、経験値で、毎日板を見ているとなんとなく、

「あ、これシステムトレードだな」

とかっていうのがわかるようになります。
人間の手では不可能な速さで注文が入ってくるので、動きがものすごく速い板が典型歴な例です。

もちろん、わかることが重要なのではなく、そのアルゴリズムをどう逆手に取って、被害を食らわないようにするとか、利益を取る方法を考えるかが重要になります。

板読み投資術の手法・テクニック

ここまでは板の読み方のお話でしたが、ここからは板を読んだとして、どう行動していくかを紹介していきたいと思います。
手法やテクニックなのですが、ここまで紹介した板読みをもう少し深く各プレーヤーの心理を考えて、それにどう対応すれば勝てる可能性が高くなるかを考えていく感じです。

売り崩し

まずは、売り崩しと呼ばれる手法です。
非常にシンプルな基本的なやり方です。
私の好きな手法ではないので、あまりやりません。
というか、ほとんどこんなことやらないです。

どういう手法かというと、読んで字のごとく、価格を売り崩す手法です。
どうやって売り崩すかというと、明らかに売り板の厚い板で、一気に空売りを仕掛けていきます。
そうすると、当然さらに売り板とか買い板のバランスが崩れていきます。
買い注文がどんどんなくなっていき、一気に価格が下落していきます。
特に、買い残が積み上がっているときなどは、みんなが設定しているロスカの水準を抜けることで、さらに投げ売りが起こり、一層の下げが期待できるということになります。
結構大きいポジションを持てる人しか使えない方法かもしれませんが、それでも板が薄い銘柄とかで仕掛けると結構有効だったりします。

このやり方は、チャートを見てるだけではできないので、まさに板を使った投資テクニックですね。

ブレイク狙い

ここまで売り崩しについて解説しましたが、

「売りがあるってことは、買いでも同じことができるんじゃないの?」

という質問をたまにうけるので、概念的に売り崩しの逆に相当する方法であるブレイク狙いについて、解説していきます。

この野村ホールディングスの板を見ると、643.2円のところに、大量の注文が入ってします。
この銘柄はあまり真剣にみてないのでわかりませんが、こういう大量の注文は、

  • 切りの良い数字
  • 節目
  • 過去の高値
  • 抵抗線などテクニカル的になんらかの値

などの何らかの意味のあるところに多く見られる傾向にあります。
ブレイクというのは、買い板が厚く、上昇勢いが強いときに、この大量の注文が全て約定してさらに上に上がっていくことをいいます。
ブレイクすると、空売りを仕掛けて来ていた人のロスカが入りますし、ロングのポジションを作っている人はさらに買いましてきます。

「でも、そんな簡単に抜けなくない?」

と思うかもしれませんが、結構よくあります。
どういうときに起きるかというと、大抵は大口の投資家が仕掛けたときとかです。
大口の投資家が仕掛けてるかどうかは、歩み値をみればなんとなくわかります。

このブレイクが起こるかなというときに、乗っかれば利益を抜くことができますよね。
大きなポジションが持てる人は、レバレッジを思い切りかけてブレイクに参戦しても面白いですが、リスクもでかいので、手堅くいくならだれかの戦いを横で見ながら形勢がわかってきたらその方向にポジションを持つのがいいです。

板読み投資術に関する有名な書籍

では、ここまで板とか板読み投資術について解説してきましたが、もっと勉強したいという方に、板読みに関する書籍の代表的な2つを紹介して置こうと思います。
結論からいうと、別に両方買う必要はないと思います。
レベルにもよりますが、これから株を本格的にやっていきたいという比較的経験が浅い方は片方を読めばいいかと思います。
どうせ聞かれる気がするので、紹介はしますが、その程度です。

『朝9時10分までにしっかり設ける板読み投資術』(坂本慎太郎)

たぶん、最近この本が出て、書店で平積みされている事が多いので、板読み投資術が流行っていたんだと思います。
初心者の方もですが、比較的ふだんからデイトレをしている仲間うちでも、何人かこの本は読んでいました。
感想は、前述の通り、大したこと書いてないっていう意見が大半です。
ただ、個人的には、これまで知っていたことの連発だったので、内容的にはかなり薄いと思います。

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『投資家心理を読み切る板読みデイトレード術』(けむ。)

少し前の本ですが、タイトルだけ見ると、すげぇおもしろそうと思い、購入しました。
実際に読みましたが、本当に内容が薄いです。
そもそもP146まで全く板読みの話が出てこず、イラッとします。
でも、初心者の方が読むには、なるほどと思うところも多々あるかと思います。

投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 (Modern Alchemists Series No. 89)

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改めて板読み投資の勉強&練習してみた感想

普段はあまり板だけを見て、デイトレとかしないのですが、せっかくなので板だけ3日くらい見続けてみました。
感想は、

「正直、きつい」

です(笑)
改めて大型株は速すぎて、注文を売ってるうちに、状況が変わります。
それで、変わった状況にどう対応するか、人間の頭で考えているうちに、また状況が変わる繰り返しです。
もちろん、小型株の中には、十分に板で戦える銘柄もまだまだありますが、そうすると板が薄くて大きなポジションが持てなかったり、逃げられなかったり。
結局、ちょどいい板の銘柄を探しているうちに、そもそもテクニカル的に入りたい銘柄を探してる方がよっぽど早いし確実な感じです。

強いて板で戦う方法を考えると、薄い板でレンジ相場にあって、しかも動きを見ている限りアルゴリズムでの取引をしてるプレーヤーがいなそうな銘柄を狙うのはあるかもしれません。
そういう銘柄にショートから入るのは怖いので、買い板が厚いところに、数円抜くくらいでポジションを持ってみるのはありますね。
実際いくつかやってみたのですが、10線9勝1敗くらいでほとんど勝てました。
ただ、板が薄いので大きいポジションは取れないことと、あまり大幅な利ざやは抜けないので、全然儲からないです。
勝負した銘柄がない日に、暇つぶしするくらいの感覚で遊ぶのはいいかもしれません。

あとは、ムダに相場操縦って言われるのが怖いから、あまり主なトレード手法としては使いたくないですね。

結局どう使えるの?

どう使えるというか、個人的に板をどういうスタンスで読んでいるかという話ですが、私の場合は、

ポジションを持つときにできるだけ有利な価格でエントリーする

のに使う程度です。
もちろん中には、板読み中心の投資スタンスでやっていて儲けている人もいると思いますが、最近の株価の動きでいうと板読みだけで頑張るのは不十分な気がします。

それよりも、エントリーする際に、1銭、1円でも有利に入るために、数秒から数分先の値段を読むのに使うといいかと。
中にはデイトレではエントリーは成り行きで入るべきという意見もありますが、数秒から数分程度ならそんなに狙った価格水準でポジションを持てないリスクも少ないですし、反対に指値で待ち続けているうちにトレンドが変わってしまったのに約定したみたいなことも少ないかと。
1銭、1円のための労力と思うと、収益でいうと微々たるものなので、自分の持っているポジションの大きさ次第なところもあります。

見せ板(相場操縦)に注意!

少し上でシステムトレードの際に触れましたが、見せ板(相場操縦)には注意をしてください。

  • 引っかからないようにする注意
  • 自分がやらないようにする注意

の2つの意味で、気をつけるようにしましょう。
特に、前者は損失が出るくらいですみますが、後者は違法行為なのでタダじゃすまなくなります。

見せ板とは?

見せ板というのは、約定させる目的ではなく、株価を自分に取って有利な方向に動かすために出されたダミーの注文のことをいいます。
どういうことかというと、上でも例をあげましたが、たとえば、今1500円で約定しているとして、自分が1520円で利益確定させたいとすると、1480円付近にどかんと大きな注文を入れます。
そうすると、買い側が厚い板に見えて、上にいくと予想して乗っかってくる人が増えます。
次第に値段があがったところで、自分のポジションを利益確定させて、大口のダミーの注文を取り消すというわけです。

見せ板は違法行為

実際は、個人がやるには法律で禁止させているのですが、しょっちゅう見かけます。
システムによって自動的に入れられているものが多い気がします。
はじめてこの見せ板の話を教えると、

「あー、たしかにそれよさそう!」

みたいな反応をしてくる人がいるんですけど、あくまで違法行為なので、絶対にやめてください。
あと、最近でいうと、システムトレードが増えて、板の動きが速すぎて、手で頑張りますくらいだと対応できない板が多いです。
小型株とかで全然できる銘柄もあるんですけどね。

どう見せ板を見分ける?

一番代表的な見分け方は、

「なんかこの注文不自然だな。意味ないよね、こんな価格で出しても」

みたいなときです。
たとえば、売りがめちゃくちゃ厚い板なのにも関わらず、買いの大量の注文を約定金額より少し下に出しているようなケースです。
なんとなく、上下数円幅で売りと買いの総数を均衡させて、底を打たせようとしてるなみたいな感じでわかるわけです。

あとは、システムトレードとかで約定する値段の追いかけ方とかでなんとなくわかると思います。
たとえば、値段が下がってきたなと思ったら、すかさず注文が取り消されて、少し下がったあたりで同じくらいのボリュームの注文がまた出されます。
また、反対に上がってきたなと思った時にも、同様の動きをして、常に約定金額に連動して大きな注文が動いたりします。

こんな見せ板は要注意

見せ板ではいくつか気をつける場面があります。
たとえば、売り板より買い板の方が厚く、売り板に見せ板と思われる注文が断続的に買いの注文が入っているケースを考えます。
その際、見せ板が意図する方向になかなか値段が動かないことももちろんあり、そういったケースは注意が必要です。
しばらくすると、いつのまにか諦めて見せ板と思われる買いの板が消えて、値段が総崩れになる可能性があります。なにが起きているのかは状況次第ですが、

  • 多量の売り注文をこっそりさばいている
  • 損切り(ロスカ)水準に来たのであきらめてポジションを解消した
  • 見せ板がばれて、価格が動かせないと判断して、別作戦に移行した

などなどです。
いずれにせよ、見せ板に乗っかっていると、逆方向に価格が動くので、注意しないといけません。

見せ板を活用する

自分ではやらないとしても、実際行われていて、ザラ場で板に張り付いているときに発見したときは、その見せ板をうまく活用するのがいいです。

「なんかこの注文変だな、見せ板かもな」

と思ったら、なぜその見せ板が入っているのかを考えます。
ムダに見せ板なんてやりません。
意図が必ずあります。
たとえば、

「こいつ、見せ板で株を上げたがってるな。上げたがってるってことは、大量にこの株を保有してる可能性が高いってことか。こいつだけじゃなく、信用の買い残が積み上がってるな。でも、今ボリンジャーバンドでいうと-2σまで売られてて、ここで反転させないと信用で買いのポジションを持ってるやつが投げ売らざるを得なくなって、一気に下げるな。よし、売りで仕掛けるか。」

みたいなことを考えて仕掛けていくわけです。
ないしは、大口投資家が価格を動かしたがっている方向と実際にどう動きそうかが読めない場合、ポジションを持つのを控えたりもします。
それで、1手か2手動きを見て、方向感が大体わかったときに、その方向に向けてエントリーします。

まとめ

今回は、板読み投資術が流行ってたんで勉強して練習してみたことについて、書いてみました。
あまり新しいことはなにもなく、単に日頃トレードする際に、板をちゃんと見ましょうというだけの話かなと。
あとは、アルゴリズム取引が増えて、板の見方も変わってきたので、そのへんこれからどう考えていくかですね。
そもそも板なんて、東証での取引に集中してる日本株でしか使えず、USではPTSが発達していてあまり宛にならないといわれています。
アルゴリズム取引も多くなってスピードが速くて個人ではたちうちできない銘柄も増えてきてますし、そのうち日本でも使えなくなるのかもですね。

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IPOもブックビルディングの抽選が当たりやすいことで評判らしいです。

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